冬になると、高まるのが雪の被害による事故。

雪道でスリップして前の車と追突してしまった。
雪で車が動かなくなってしまった。

などなど。対策を万全にしても起こる可能性があります。

雪道の事故やトラブルは、自動車保険で補償されるのでしょうか。

今回は雪道事故でのトラブルについてお伝えします。

例えば「下り坂でブレーキをかけたがスリップして前方の車に衝突してしまった」というケースの場合、

車両保険が適用されます。

ただし、保険での補償を利用すれば等級は下がります。

翌年の保険料は上がってしまうので気をつけましょう。

雪の被害でよくあるのが、

「雪で車庫がつぶれて車が破損した」

といった車の事故以外の影響で車が破損してしまうケースです。

この場合、破損した車は車両保険で補償がされるため修理代はカバーされますが、

雪の重みでつぶれた車庫の修繕費(火災保険で対応可能の場合があります。)などは対象外となるため、その費用は負担しなければなりません。

なお、車両保険には「一般型(自損事故でもでる補償)」「限定型(車との事故 自然災害でも出せる保障)」があり、

一般型の保険では補償されるものの限定型では補償されないといったケースもあります。

※限定でも出せる可能性があるので補償の対象になるかどうかは加入している保険会社や代理店によく確認しましょう。